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筋交い墨付け | 筋交いの墨付け・・さしがね」1本で筋交を作るには |
朝顔形木箱作り方(あさがおがたきばこ)又はじょうご型四方転びとも言います(勾配が付いた木箱/角度の付いた木箱 下記(上図)3寸勾配の「勾殳玄」図です、差し金で原寸を書いて各角度を求めます。 各勾配の勾殳玄は勾殳玄の長さ表を確認して下さい。 ちなみに下記3寸勾配例:1尺対(長玄0.9579尺)/1尺対(中勾0.2874尺)/1尺対(短玄0.0862尺)となります。 ※モデルは廃材使用の為、乱雑作成は勘弁して下さい。
筋交いとは 筋交い(すじかい、スジカイ)とは土台、柱、二階梁又は桁など四角に囲まれた構造材の中に斜めに入る骨材で建築物の構造を強化する役割の部材で一般に構造用筋交いを本筋交いと呼ぶ。 仮筋交いとは(建築用語集) 台風や耐震性に強度を強める効果があり建築基準法では設計図に基づいて計算し一定以上の筋交いを配置しなければならない。 筋交い配置の計算方法は設計図に基づき、建物の形状、壁の配置、壁の割合、筋交材寸法などによって 壁量計算される。参考ページ※スジカイ、すじかい、本筋違と書く事もあります。また横文字ではブレースとも呼ばれています。 小屋筋交い(コヤスジカイ)い雲筋交い(クモスジカイ)とは 小屋筋交い小屋組み垂木方向の構造を補強する材 雲筋交い小屋組み棟、母屋方向の構造を補強する材で双方とも90mm×15mm以上の部材を使用、板厚3倍程度の長さの釘を4本以上で側面に打ち付けるのが一般的。参考画像 小屋筋交い、雲筋交い 仮筋交い(カリスジカイ)いとは 建前の時、建て起こし(垂直を見る作業)を確定した際に、仮に側面打ちする材の事、本筋交い入れるまでの間、仮打ちする材を言います仮筋交い参考画像筋交いの墨付け「筋交いの作り方」さしがね1本で筋交を作る この方法は建築現場で高い所に登って筋交を宛がって作る事は無く建前前に刻め安全です。 ※下記説明は内法に筋交を切り込み補強金物で留める場合に適用する作り方です。 図と作り方の説明 差し金は尺目盛りのものを使いますので、図は縮尺は10分の1の縮尺図です。
図の寸法と差し金の宛がい方
A〜B=3寸 B〜C=9寸 D〜E=9寸4分8厘6毛(√計算機を使えばでは正確に出ます) ※筋交いの入れ方は全て一律ではなく多種の施工方法も存在します。例えば筋交いを埋め込んだ場合の例です。角度や指金使い、差し金1本で筋交いの作り方、墨付け方法なども覚えておく事も技術と技の一歩です。画像の筋交いプレート金物やかど金物などはZマーク表示金物ページを参考下さい |
筋交い施工例画像の一例(補強はZマーク金物)
2017/05修正