Home配付け垂木勾配定規 型定規 (3)型を使った墨付け道具、擦り定規、墨付け定規の種類

墨付け道具として特製な型を使う火打ち梁や配付け垂木など勾配の型定規を使う

定規とは線を引いたり材料をを裁断したり、する為にのにあてがって使う器具。製図に使うT字定規や三角定規。大工では複雑な計算や形のものなどは型定規として作り置きしておく事があります。
カーペンターゲージ
墨付けの時に使う型定規ですが
※カーペンターゲージなど木材が曲がっていても材の面基準に宛てて使い為
墨壺で芯を打った場合は新基準では適用しません

主に使う墨付け「芯だし墨」柱銅座し「臍巾墨/」「貫穴墨付け/6分」「鎌の継ぎ手墨」「蟻の手継ぎ手墨」等ですがアイデア次第で幅広く皆さん使ってると思います
三角定規
あまり使いませんが、電気鉋付属品です、鉋の刃取り替えなどのとき刃の調節用として使います
配付け垂木定規
(はいつけたるき)
配付垂木
配付け垂木配付垂木勾配(はいつけたるきこうばい)
寄せ棟や入母屋の隅木にとりつく配付け垂木の角度が(3寸〜5寸5分勾配位まで)計算不要で墨付けできる既成品の定規型の配付け垂木定規型もあります(下記画像)

配付け垂木角度の出し方は「配付け垂木」のページで紹介しています
配付け垂木とは隅木と垂木が取り合う部分の垂木の勾配
留め型
(とめがた)
留め方とは45度勾配で墨が引ける型定規
※大工仕事は90度、45度、30度などを良く使う
火打梁/土台火打ち 同じ材(火打ち梁など)何十本も作るような作業はこのような火打ち定規の型を作って墨付けします(昨今では既成品の金物製も認められ多く使用されています

火打ち梁、土台火打ちなどは長ければ越した事はないですが梁の取り合いなどの関係もあります、私は芯から5寸返りで作っています(一般部材火打ち梁:90mm×90mm 土台火打ち:90mm×45mm程度)
その他
工事によってその都度任意の角度定規を原寸から作ったりする事もよくあります
例えば各勾配の墨木寸法割付、入母屋破風、
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