Hone金槌種類 金槌 (4)かなづち

玄翁、げんのう、金鎚、ハンマー、トンカチ

金槌とは
槌の頭が鉄製で柄は樫の木など堅気が使われた仕様の物が多い(柄なども全て鉄製の金槌や硬質プラチック系で握り手に滑り止めゴムなが加工されたものもある)
釘などを打ち込むのに使ったり穴掘り作業には鑿の頭を叩いたり木材加工や部材の取り付など大工作業では欠かせない必需品の道具
※作業用途により大小の金槌を使い分けします「大玄翁/中玄翁/小玄翁」など分類がある
呼び名は金槌、玄翁、とんかち、ハンマー(洋風の金槌例として仮枠ハンマーなどがある)
用途によっては木槌も使います木槌参考ページは叩く道具
玄翁/、金槌、木槌
ハンマー
トンカチ
金槌の構造
形は丸から多角形になったものがあり両面使えるものが多い一面は少し丸め、反対側の面は平らの作りになっている。(以下の理由があります)
玄翁平ら面は鑿や釘を打ったりします、玄翁丸面の方は釘打ちの最後、木に傷が付かないように打ったり、木殺し(木を叩作業)に使います。

又両面がそれぞれ違う形状のものもあり、丸面で釘を打ったり一方には釘抜きが付いていたりや尖ったものもあり形状は、様々なものもあります

現場の大工さん達は玄翁の柄に目盛りを刻んだり、滑り止めなど便利な使い方を考案したりして、それぞれ実用的な作業に励んでいます。


※海やプールで泳げなく沈んでしまう人を「カナズチ」などと言いますがが水に浮かばない事からこの言葉が使われているかも知れません。
釘締め(釘〆)
くぎしめ
凹部などに釘を打ち込む工具(送り込む)通称ポンチとも言う
本実加工フローリング、長押の釘打ちなど手の届かない釘打ち作業に使うが様々・・・大工の必需品です。
最下の画像は長押用釘締めです、昨今ではコースレットなどの木工ビス締め(ボンド併用)が多い
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金槌、玄翁、ハンマーの種類