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屋根の形状と屋根の形、屋根のデザイン種類

屋根形状の名前 屋根の種類形状画像 和風屋根軒先納まり図 化粧軒先納まり図
反り破風、起り破風、唐破風、箕甲(みのこ)、船外造り、鬼瓦

屋根の形状と屋根の形、屋根のデザイン種類

カラー鉄板板葺き、銅板一文字葺き、瓦葺きなどの説明例
屋根の項でよく使う部材用語例
化粧垂木、化粧丸太、化粧出節丸太、錆び丸太、吉野杉丸太垂木、垂木掛け、化粧裏板、野地、杉皮、母屋、桁、木舞打ち、鼻隠し(端隠し)平子舞、ヨド、登りヨド、瓦残、唐草(からくさ)隅木、面戸、一文字瓦、銅板一文字葺き、瓦棒、銅板亀甲張り、屋根の形状などは下記の説明又は建築用語集を見て下さい。

カラー鉄板瓦棒葺き 玄関化粧庇納まり例
銅板亀甲張り戸袋 銅板一文字葺き、一文字瓦

屋根の形状、屋根の形、屋根の種類、和型屋根、洋風屋根、屋根のデザイン

屋根形状の種類部材の名前(様々な屋根形状、屋根の種類屋根の形屋根仕上げ材)


建築設計、計画案時は安全、安心、周囲環境、美観、景観などのいろんな考えを総合した建築計画を考案されると思います。屋根形状も完成イメージとして大きなデザイン構成となり重要です、台風、水勾配、陽当たり景観など現地状況も
考慮して考えたいものです。大まな種類の形をを画像アップしました、デザインとして、和風屋根形状、洋風屋根形状、
和洋折中屋根などの分類に分かれると思います、いろんな屋根形状をミックスした変形屋根も多くあり昨今では珍しくありません。

入母屋屋根純和風向き高級書院風建築(切り妻と寄棟を合体したような形)重厚感な書院風とスッキリ感の数寄屋風入母屋がある。

切り妻屋根
一般的に多い屋根形状で雨終いがよい、屋根勾配によって和風形、洋風形にも使われる、(画像は棟違い切り妻)

寄せ棟屋根
一概ではないが墨木が入るので屋根の強度は強くなる。

方形屋根
と寄せ棟とは類似だが方形屋根には棟が無い形になります。

方流れ屋根、バラフライ屋根
室内の使用勝手や日射などを考慮した形状。

のこぎり屋根特に明かり取りや雨水処理を考慮した形。(鋸の形の屋根)

腰折れ屋根切り妻の一種で屋根裏室内空間の採光や換気の機能を持たせる事ができる。又、腰のれ方が逆(谷形状)にたった形を逆腰折れと言う。

陸屋根
(りくやね又はろくやねとも言う)鉄筋コンクリート造などビルや集合住宅に多く見られる屋根のタイプ
※完全な防水対策が必要、水溜まりを防ぐ程度の水勾配は必要、ドレンや溝を作って排水装置を付ける事が多い。

はかま腰屋根(半切り妻)切妻屋根の妻側に、屋根上部から途中まで寄棟屋根のような形になった物
建築基準法
上高さ斜線制限に掛かるような場合先端妻の高さを低く抑える為用いることがある、勿論デザイン的にも用いられる。

アーチ屋根体育館の屋根などに、よく見かけますが詳しい説明ができません。

ルーフデッキ金属製屋根梁のスパンが長く、軽量で工場屋根などに最適、山の大きさによって強度も強い
断熱材貼り付け加工もある。ルーフを骨材の上から張方法と下から取り付ける方法がある。

その他下記画像の複合型屋根など様々な形状の屋根があると思いますが主な形を画像にしています
越し屋根、招き屋根、腰折れ屋根、棟違い屋根、錣屋根(しころ)、マンサード、差しかけ、半切り妻、アーチなど数多くあります

屋根の仕上げ材と勾配の関係
屋根の形と屋根葺き材(仕上げ材)は比例して決まっているわけではなく様々の材を選択できますが
屋根葺き材によって屋根勾配(屋根の角度、傾斜)は標準的な勾配を取る必要があります(屋根の材質によって水勾配が角度が異なります、それぞれの屋根材によって適切な勾配を推奨します)

いろんな屋根の形状、屋根の形、屋根の種類

化粧入母屋 切り妻
寄せ棟 方形(ほうぎょうやね)
のこぎり形屋根 腰折れ屋根
陸屋根(ろくやね) はかま越屋根(半切り妻)
ルーフデッキ屋根 片流れ屋根
バタフライ屋根 アーチ形屋根
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在来木造建築、「和型屋根」軒先納まり例

※下記図や説明についてはは一般的な参考例です、実際の現場では設計、デザイン、現場状況により異なります。
仕上がりが準防火仕様や化粧材仕様など様々な納まりがあり又、見かけ格好上の細工など説明の範囲は極一部です。

適応屋根材:和型陶磁器瓦葺き又は一般日本瓦葺きの種類/洋風陶磁器瓦など(屋根勾配は洋風瓦で3寸5部/和型で4寸以上が必要)
垂木:
(たるき)屋根を支える構造材の一種で45mm角〜90mm×45mm程度の部材を360mm〜450mm間隔程度に配置する事が多い
野地板(のじいた):通常、厚み12mm程度の小幅板の事を言うが、一般的に12mm厚、構造用合板やコンパネを使う事が多い
防水紙:万が一雨水が浸透してた場合に備えてルーフィングやフェルトなどを敷く事によって水を軒先に逃がす役割を果たす
※「23kフェルト」厚み1mm程度を使う事が多い
鼻隠し:(はなかくし)屋根の端先に取り付ける隠し板、切り妻の場合(妻側の部材は破風という)同じ寸法部材で納める事が多い
鼻隠しの切り方:取り付け納まりは垂木に対し直角「A」納めと(カネに取り付けると言う)
垂木に対し垂直「B」(タツに取り付けると言う)※主に軒裏天井の納まりなどによって異なる部材は30mm×12mm程度が多い
瓦桟(かわらざん):図のように軒先瓦が乗る形に取り付ける三角部材、高さ、巾40mm程度だが巾は広い方が打ちやすい
瓦棒(瓦棒):瓦の後部を瓦棒に引っかけて釘打ち留めする材(引っかけ桟瓦を使用)部材は15mm×30mm程度
※瓦棒を打つ前に垂木方向に厚み3mm程度(300mmピッチ程度に防水紙の上に)に合板を敷いてから瓦棒を打つ事によって
万が一雨が浸透した場合の水の流れの隙間をを作る事ができる
面戸(雀口):(めんど又は、すずめぐち)瓦葺き仕様の先端部下側の波形の隙間部分の事、既成の部材で埋めるか左官工事で漆喰仕上げにし、雀や虫の進入を防ぐ

和風軒先の納まり

在来木造建築、「洋風屋根」軒先納まり例(軒先化粧納まり例)
※上記で説明した同名部材の詳細は省きます。

適応屋根材:鉄板瓦棒葺き/銅板又はカラー鉄板一文字葺き/鉄板平葺き/カラーベスト(コロニアル)葺き/シングル葺きなど
広小舞:垂木の先端に取り付ける部材(野地板、断熱材などの納め材)※巾は105mm程度厚みは25mm〜30mm位だが2重屋根の場合もあり屋根の納まりによって異なる
又、厚みが大きくなる平子舞の場合見つけを雛壇の形の様にシャクリを入れて格好良く見付を加工する事や平子舞を重ね打ちすることがある
(銅板一文字葺き場合などでは平子舞見付を銅板で巻き込む仕様もある)
面戸:(めんど)軒先が化粧納めの場合に鳥や虫が入らないように取り付ける部材です※上記和風屋根の説明とは異なる位置の部材だが目的は同じ
断熱材:(だんねつざい)屋根仕上げ材の直ぐ下に敷く材の事で材種は色々な材種が出回っています、
厚さ12mm程度、屋根材の為、材の硬さがある程度必要となる又、断熱効果の直ぐ優れた材質の方が好ましい。

平板葺き屋根の軒先納まり

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